5月11日
西中、桜中と今年最初の実力テストが終了。席を円形にするよう指示を出す。生徒は一瞬、驚いた表情になる。試験結果の総括会なので、普段の授業形態では意味がない。円形にして、生徒同士の意見交換ができる体制にする。
生徒自身も私自身も求めている結果ではなかった。もちろん、目標が高すぎるということもあるかもしれないが、目標は常に高いけれど、現実的でなければならない。
今は部活も練習が遅いこともあり、彼らのが多くが受身的な学習態勢になっている。端的に言うと、学校の宿題と塾の宿題をこなすだけなのだ。
はっきり言おう!それは学問とは呼ばない。ただの作業に過ぎない。人から指示されたことをやり遂げるのは当たり前で、そこには創造もなく成長もない。
私が求めるレベルは厳しいのかもしれない。しかし、彼らはこれからの地域や日本を背負う人財になってくれると確信している。だからこそ、自ら課題を見つけ、自らを鍛えるために進んで学問を追及してほしいのだ。
「学校の宿題、塾の宿題以外の学習はできてる?」と聞くと、多くの生徒の表情が曇る。ゆとり教育の目玉である「総合学習」は本当に意味のあるものなのだろうか?
そこで、各教科のやり直しではなく、自分が失点した設問・分野の分析をしてもらった。ロジックツリーを教えて、論理的に分析させる作業を行った。そこから、各教科の強みと弱みが見えてくる。では、弱みに対して、どのような解決策を行うのか生徒に考えさせた。
試験は結果ではなく、次の成長に向けた手段だ。次に何を学習したらよいか教えてくれる情報でもある。ある生徒は「数学の失点した80%が空間図形でした。だから、空間図形の切り口と体積の問題演習を問題をしたいと思います。プリントを特別にください」と自主的なアクションを取るようになった。
自分の本質を知り、具体的な動きができる生徒。これが私の理想像だ。塾講師が0から100まで指示して、その通りにお勉強。それで成績が上がれば立派でしょうが、単なる「受験突破マシーン」を製造したに過ぎない。
うちの生徒たちも転換期だ。突破口まで、あと少しだ。自ら打開せよ!
5月12日
まだ小学生の延長のようで可愛いなと思ってしまう中学1年生。しかし、私は厳しい。「君たちに数学はまだ早い。算数で十分だ!」と合言葉に小学校の復習をまださせている。なぜなら、分数の計算、小数の計算、単位の変換、百分率など、根源的な部分で躓いているから。
「こんなに問題をさせられるの初めてなんですけど。きつい・・・」と言いながら、がんばる生徒たち。内心では、ゆとり世代に辛いことをさせて申し訳ないなと思いつつも、3回の授業で計算問題を500問は解かせている。
でも、まだまだですわ。まだ数学には入られん(笑)
「中間考査が楽しみ」という声もあがるのだが、まだ中学校の内容はひとつも授業していませんから、気が早いですよ!
5月最初の更新ですね。
保護者からも、この日記の反応があるので、頑張って更新していきたいです。
実力テストが終わり、次のテストは6月の中旬の中間考査です。しかし、その前に中体連があります。したがって、生徒たちはどうも勉強に集中できない。気持ちも不安定です。思春期だけに波が荒い、というか・・・。
そこで!
若き塾頭・村崎はどのような作戦を取るのか?!
それは、自身が生徒よりも感情の起伏を激しくする!
ええ、生徒がひくくらいに。
生徒の感情に振り回されるのではなく、こっちが振り回すということです。具体的には表現できないので、保護者の方はお子様に聞いてください。中体連終わるまでは、勉強のことで追い詰めすぎないように配慮しています。中体連が終わると、私は鬼と化します。
一例だけ挙げると、英語の不規則動詞を覚えてない生徒ばかりなので、「T(単語)-1グランプリ」を開催しています。
62個の不規則動詞(今の高校受験はこれだけあれば十分)を、5月中に覚えさせています。毎週、テストをしています。覚えていない単語は、10回ずつ書かせる、という古典的な学習をさせています。それでも覚えていない、書いてこない、という生徒には倍の20回、、さらに倍…。というように徹底しています。
うちは、「反ゆとり教育」の看板を掲げています。意外なことに、生徒は妙に喜ぶんですよね。「反ゆとり教育」という言葉を。また、単語をひたすら書いてくるという反復練習が新鮮なようで、楽しんでいるんです。
そこで。
さらにおもしろおかしくなるよう、単語、漢字などを無駄紙の裏側に書かせたものは、教室の壁に貼っています。関口宏さんのフレンドパーク2のダーツのコーナーがありますよね。的を外した芸能人が、壁に名前を書かれるように、一人ひとり名前を貼り出して、練習してきた単語の書き取りを飾っています。
これなら、覚えている子(書き取り練習の必要性がない)、覚えていない子(書き取り練習が増え、壁に飾られる)、双方ともに評価することができるんです。
偉そうなことを言うようですが、私が大事にしている教育観は、参加者全員にスポットライトをあててやるということです。既に覚えている子、覚えようと必死に書き取りしてきた子、両方とも評価できるような雰囲気作り、ですね。うちの生徒たちは、中学生活の最後に、「自分はこれだけ学習したんだ」という達成感と自信を持ってくれるでしょう。
実際、2回目の単語テストをすると、前回よりも50個以上覚えてきた生徒が二人いました。本当に立派ですね。こちらも、生徒たちが完全に習得するまで反復練習をさせ続けます。
明日は中2プログレスです。実力テストの反省会、ですね。試験後の反省会では、私が特別授業を展開するので、今から資料作りです。
今週は各クラスとも4月最後の授業です。1ヶ月間の授業内容とお子様の成長具合や今後の課題を保護者向けに一筆報告をしていますので、授業以外の仕事も増えてきます。
中2のプログレスコースは地形図の読み方を徹底的にやりました。縮尺や、8方位を苦手とする子が多いのは、なぜだろうか?原因が掴めないんですよ・・・。(翌日に中3生に聞いたら、みんな苦手と答えました。不思議です)
授業をして読み取り方を教える。それから応用問題を何個も解かせる。すると、ほとんどの子が定着します。まずは一安心。
中3には、国語の読解を徹底する。我ながら、完璧な授業。生徒たちも「国語が面白くなってきた」「難しい文章が読めるようになった」と良い反応でした。学校では当塾の知名度が上がっているそうですが「男塾」という位置づけになっているそうです。困ったものです。
5月は英単語強化月間と言うことで、覚えていない単語をひたすら書く、という苦行を与えています。申し訳ないけど、最低限の基礎知識は叩き込まないといけません。風薫る5月。彼らの成長が楽しみです。
中学2年生のプログレスコースでした。
西中組は実力テストの英語が返却されました。見事な得点で、安心しました。展開次第では満点もありえたな と、指導の詰めの甘さを反省しています。何より、理科・社会のてこ入れが必要なことがよくわかりました。
そこで、授業の冒頭で、以下の問題を出してみました。
<問題>
100gの水に10gの食塩を溶かしました。
この食塩水の濃度を求めなさい。
<反応>
手も足も出ないという表情。彼らは各学校で授業を引っ張る学力上位者だ。こんな問題、習った、習っていないという問題ではない。割合は小学5年生で習っている。数字も100gと10gしかない。しかし、できないのだ。
※ちなみに、あなたはできますか?
<私の雑感>
ゆとり教育は活用に重きを置いたはず。この現状はどういうことだろうか?塾関係者をはじめとする教育関係者のブログを拝見すると、全国的な傾向だそうだ。
私は愛する子供たちに言った。
「たぶん、中国、インドでは君たちと同じ世代の人間はたくさんいて、こんな問題を楽々に解いていくはずだよ。日本は科学、技術で頑張ってきた国だよね。この際、学校で習った、習っていないは、どうでもいいんだ。自分の将来、あるいは日本のこれからを考えたときに、この問題を解けなかったことをどう感じる?」
このあと、社会の地理をする。47都道府県と県庁所在地を書けない生徒も、まだまだいるー!!(涙)埼玉県の県庁所在地は「さいたま」ですよね。ちょっと、ジェネレーションギャップを感じます。
日本地理と日本史は同時進行です。私は歴史を勉強させてから、地理を教える。織田信長、武田信玄の地の利の違い、種子島、関ヶ原の場所、薩長土肥、古代史など、地図を見ながら授業をすることで記憶のインパクトを高めるようにさせている。これは、私の最も得意とする授業展開。大人が聞いても楽しいはず。
せっかくなので、九州について深く掘り下げた。大村市の企業誘致から考える九州の工業、生産と消費の関係性、経営の効率性、東国原知事と大阪府知事選挙と促成栽培とプロ野球のキャンプ、川あるところに平野あり、平野あるところ農業あり。発砲事件などなど、身近なテーマから地理を覚えるのではなく論理的に考えさせるようにしている。
社会は暗記の科目ではありません。実は最も論理的な科目だと思うんですけどね。
理科、社会をして、最後に数学。中学2年の数学は計算(多項式)から始まるので、生徒がバリバリ問題を解くだけ。連立方程式まで、私は休業状態。さびしいなぁ。しかし、単純な計算ミスをする子には烈火のごとく切れるので、仕事がないわけではない。
小学6年生に1時間30分の授業。その後、中学2年生のベーシックコース(基礎から徹底するコース)に2時間半の授業。特に計算問題の基礎を徹底的にやり直す。いまだに符号のミス、分数、少数の混同が多いので、先に進めないし進ませない。基礎的な力は徹底的にやらないと力はつかない。できることならば、計算問題の徹底は家庭でお願いしたいところだが、家庭学習の習慣が厳しい生徒が多いので、妥協はせず反復練習をさせる。
「うえ、もういやだー」と言いながらも、ある一定の理解度まで到達した生徒は満足度が高い。そこまで行くまでに時間を要するけど、仕方がないと思う。
最後に中学2年生のプログレスコース(実力テストで5教科320点以上レベル)へ2時間半の授業。国語は小論文と漢文。漢文は「十八史略」から管仲と鮑叔の「管鮑の交わり」の由来となる故事。思わず中国史を語ってしまう。
英語は過去形の応用問題。気が早いが入試問題を解かせているが、対応はできている。中学2年生になると不規則動詞を覚えるかどうかが第一関門なので、徹底して覚える指示を出す。5月末までという期限を与えたが、彼らなら大丈夫だろう。
西中生は実力テストが返却されているが、学年平均点が想定以上に低くて驚いた。国語・英語・数学については普段の授業でハイレベルに挑戦していたので、試験問題は簡単に思えたようで平均点を倍近く上回る好成績だった。残念なのは理科。この時期はまだ大丈夫だろうと思っていたが、ことごとく惨敗。メディアで報じられる「理科離れ」はあながち過剰報道ではないような気がする。他の4教科はできるけど、理科だけ凹む傾向がある。
国語・数学・英語、歴史に特化して、それなりの成果は出た。しかし、地理や理科といった手が回らない分野で失点した。塾頭として大いに反省すべき材料だ。5月1日、2日は桜中の実力テストなので、万全を期したい。
今夜は中学3年生に稽古でした。
遠足だったのでかなりお疲れのようでした。しかし、容赦しないのが村崎塾。月曜日の実力テストの結果を記入させる。数学はまずまず、社会は稽古の成果が実り、なかなかのもの。しかし、英語が厳しい。平均点も低いようだが、問題を見るとそんなに難しくない。要はテスト問題慣れしていないということだ。何より衝撃的なのは国語。学年平均が50点を下回るという報告は得ているものの、散々である。
今日は、各教科の問題を振り返り、自分が間違えた問題・分野は何だったのか分析させることにした。間違いの要因も徹底的に分解させることにした。①ミスだったのか、②解き方がわからなかったのか、③時間が足りなかったのか、というように、一つ一つ失点の原因分析と自己把握をさせた。
普段の授業形式ではなく、机を円形に変えた。自分が何でつまずいたのか、それぞれ報告し、解決策を一緒に考えた。中3生のクラスはまとまりがあるので、この方式がよいと判断した。生徒同士で、前向きな会話が生まれ、分析の仕方を共有するなど、頼もしい学習集団に変わりつつある。
授業の最後には、
①不規則動詞の現在形・過去形を5月までに全員覚える
②中2までの文法・特殊表現を完全に把握する(5月まで)
という具体的なマニフェスト(使命)を生徒と私で交わすことになった。
実力テストの結果で一喜一憂してはいけない。テストは自分の学力を向上させる手段に過ぎない。自分はなぜ点数が悪かったのか、理由は十分に分かったはずだ。さぁ、あとは実行するだけだ。
名古屋から視察から戻り、2コマの授業でした。議員の仕事も好きなんですが、授業を通じて生徒たちと学びあうことも至福の時間です。全く疲れません。
今日は中学1年生の基礎コースです。女子生徒が体験レッスンに来ましたが、「将来の夢は競艇選手。だから、この高校に行きたい」と話してくれました。明確な目標を持っていることは素晴らしいことで、心から応援したいなと思いました。
当塾は現在、21名の生徒がいますが女子生徒は3名です。その3名は、それぞれ明確な夢があり、それを実現するための明確な過程も描いているんですね。もちろん、男子生徒でも明確な目標を持っている子はいますが、まだ一部。女子生徒の精神的な成長の早さを感じます。
私もそうでしたが、男子は幼いですね。思考や論理が未熟なのは仕方ないけれど、衝動的かつ短絡的な幼さはしっかりと指導しています。私は滅多に怒りませんが、そのような一面が出たときは徹底的に怒り倒します。
頑張れ、男子!
今日は西大村中学校の実力テストでした。中学3年生のアスリート軍団は衝撃を受けているのかだろうかと、金曜日の授業が待ち遠しい限りです。
今夜の授業は2年生。各教科の問題分析をし、僕が平均点の予測と問題の難易について解説を行う。その上で、生徒から出来について報告を受ける。2年生は3月から、この日のために仕込みを行ってきたので、想定どおりの結果になりそうだ。
しかし、まだ満足できない。大切なことは、答案が返却されてからだ。ほめるところはほめるが、決して気を抜かぬよう次に向けた具体的な目標を設定することが大切だ。生徒と塾頭で目標を設定し、共有することが塾講師の最大のミッションではないかと考えている。