【中3】国語は太宰治、英語はT-1グランプリと受動態。
1週間ぶりの授業となった中学3年生。
小説読解の課題は太宰治の「津軽」。
案の定、生徒たちは苦戦。「先生、まったくわからん」という声が続出。
これまで取り上げてきた小説文は現代作家のものばかり。残念ながら、現代の生徒からすると、太宰の世界は古典のように感じられてしまうのだ。漱石、鴎外では、ならおさらである。
なぜ読めないのか?理由は①当時の世界観が理解できない②言葉遣い、表現に共感できない、③口語調に慣れすぎて文語調になるとアレルギーを起こしてしまう。などだろうか。
「いいところは後廻しといふ、自制をひそかにたのしむ趣味が私にある。」(津軽より)
この一文の意味が理解できないのだ。一つ一つ分解しながら解説する。
「ジャンプを買ったときに、自分が読みたい漫画を後回しにするやつおるやろ?好きな食べ物を最後に残すやつもおるやろ?お前は最初か(笑)でも、楽しみを後回しにするって気持ちは分かるやろ?太宰もたけとの再会を前に、同じ気持ちだったんだろうね。それを、このように文学的に表現しているんだよね」
現代の中学生は格調高い文章に触れる体験が少ないのかもしれない。確かに、村崎図書館のレンタル状況を見ると、現代作家の人気が目立つ。私は個人的に太宰が好きなので、彼の生涯を語り、興味を持たせる話をした。太宰機の生き様は思春期・青年期の男子を魅了するものがあることを私は知っている。だから、太宰の生涯と精神状態を想像しながら作品を読むと面白いことを語った。
すると、野球部のピッチャーが「先生、かりたいです!」と名乗り出てくれた。嬉しかったですね。太宰を読むピッチャー。アスリート系の生徒たちが文学に触れ、読解力向上と共に、心をさらに磨き上げてほしいものである。
英語は一般動詞の単語試験。124個を今月中に覚えるという目標を掲げているが、トップの生徒は残すところ10個まで来た。立派なものである。まだ70個以上残っている生徒は覚悟するように。覚えないなら、英語の試験を受ける価値はないですよ。
英文法は受動態と能動態の違いを教えた。受動態から能動態に文章を書き換えるのが難しいのだ。生徒たちは、ここぞというときは集中してくれるから、やりやすい。
写真は生徒が提出してくれた単語のやり直し。覚えていない単語は1個につき10回ずつ書かせています。それでも覚えないときは倍に増やして書かせています。ほどよい強制は必要だと考えています。






